301リダイレクトを使う場合のサーバーの違い
この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。
(専門用語などにはポップアップする説明をつけているので時間が長く表示されることがあります。
ツールチップの機能については、こちら)
301リダイレクトとは、Aという記事にアクセスされるとBという記事に自動的に転送する転送設定なのですが、これをプラグインで行うのか.htaccessで行うのかで違いが出ますね。
プラグインの場合は動かないなどのトラブルがある場合なども考えると.htaccessでちゃんと動作させた方がいいこともあります。
また、どこのレンタルサーバーを借りているかによって書き方が違うということもあります。
筆者も複数のドメインを運用する中で非SSLのドメインで書いた記事を最終的に3つのドメインに集めています。そういった時にアクセスを集めるために301リダイレクト使って活用する中で気づいた事について解説させていただきます。
どこで設定するのかというと古い方ですね。
リクエストは、古い方にあるのでそれを送る設定は古い方ですべきなのです。
間違っても新しい方でやらないでくださいね。
いつまでもやっても動作しませんから・・・
Simple 301 Redirects by BetterLinks
一度公開したページで、既に検索エンジンに登録されているURLを後から変更する場合、そのままにしておくと他サイトからの被リンクや検索エンジン経由で古いURLにアクセスしてしまい、404エラーページなどが表示されて新しいページにたどり着けません。
このプラグインを使っている方は使い続けた方がいいのではと思います。
使い方は簡単

左は、ドメイン以降のアドレスやショートリンクにしたいパーマリンクを入力
右に転送したいアドレスをコピペするなどするだけなので簡単でしょって話なのです。
Better Links
上記の和訳は、「すべてのSimple301リダイレクトはBetterLinksに正常に移行されました。 これで、WebサイトでSimple 301Redirectsを安全に非アクティブ化できます。 」
非SSLのページにリダイレクトする以外は使い物になりません。


見た通りショートリンクを作成するためのプラグインです。
ドメインの中に転送したいアドレスがある場合は、不向きですね。
Redirection
インストールや有効化のトラブルは聞いたことありません。
そのままインストールしてもらって問題ないです。
転送登録も簡単です。
しかし、ある程度の設定や登録が終わってリダイレクトの確認をしたところ・・・
このエラーが出ました。
「エージェント;Redirectionを使ってない」
ってどういうこと?
これについてWEB検索すると同じ症状があるもののこれを何とかしようとする記事には出会えませんでした。
これはちょっと問題ですね
使うのを保留にしました。
.htaccessの書き方
WordPressが登場する前はホームページを作成したことがある方なら、.htaccess(ドットエイチティアクセス)という言葉を聞いたことがあるという方が多かったように思います。
しかし多くの方は、「何か便利なことができるようだけれど専門用語が難しくて・・・」
と言う方が多いのです。
.htaccessとはWebサーバーの基本的な動作を、ディレクトリ単位で制御するためのファイルです。Apacheをはじめとして、いくつかのWebサーバーに対応しています。
エックスサーバー
エックスサーバーの場合は、.htaccessを触らなくてもコントロールパネル上で操作できるのでめっちゃ簡単です。
上記は、エックスサーバーのコントロールパネルの下部に当たる部分で赤枠をしてる「転送設定」をクリックします。
エックスサーバーは、マルチドメインなのでドメイン選択画面が出てきます。
ドメインが表示されないのは諸事情なので察してください。
転送アドレスの登録の登録画面は上記の通りです。
ドメイン以降のアドレスをアドレスの部分に入力します。
http://kumahachi.me/pc/fmv/p770a/
であれば
pc/fmv/p770a/
だけを入力
次にリダイレクト先ですね。
https://908labo.com/pc/fmv/p770a/
ここは、上記のようにフルアドレスを入力しておきます。
OKなら「確認画面に進む」というボタンをクリックするとほぼ完了です。
エックスサーバーなら楽勝ですね。
さくらインターネット
さくらインターネットの場合は、筆者が直接試す時間がないために下記の記事を参考にしてください。
CPIサーバー
CPIサーバーの場合は、書き方が2つある?
下記の記事の情報なのですが・・・
上記記事を見てえーーーーって感じです。
ACE01プランって言うのは知ってますが、そのあとの2011とか2015ってどこで確認するの?
って感じですね。
CPIサーバーのヘルプは、下記の記事です。
筆者は、CPIサーバーで非SSL環境で2つのドメインを運用しています。この2つのドメインでいろんなテストをしております。
http://social908.com/clips/
を使ってテストしてみました。
プランは、ACE01プラン
ae210サーバー使っています。
1 2 3 4 |
/* .htaccess */ Options +SymLinksIfOwnerMatch RewriteEngine on Redirect permanent /clips/2019/06/20/tcd-blogpress/ https://wp908.com/clips/2019/06/20/tcd-blogpress/ |
結果は、上記の記載でちゃんと動いています。
しかし、もう1つのドメインでは・・・
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
/* */ Options +SymLinksIfOwnerMatch RewriteEngine On Redirect permanent /jaguar/2019/07/07/tinymce-advanced/ https://wp908.com/2019/07/07/tinymce-advanced/ Redirect permanent /jaguar/2019/07/07/contact-from-7/ https://wp908.com/2019/07/07/contact-from-7 Redirect permanent /jaguar/2019/07/07/mw-wp-from/ https://wp908.com/2019/07/07/mw-wp-from/ Redirect permanent /jaguar/2019/07/07/wp-froms/ https://wp908.com/2019/07/07/wp-froms/ Redirect permanent /jaguar/2019/07/07/all-in-one-seo-pack/ https://wp908.com/2019/07/07/all-in-one-seo-pack-2/ Redirect permanent /jaguar/2019/07/07/yoast-seo/ https://wp908.com/2019/07/02/yoast-seo/ Redirect permanent /jaguar/2019/07/07/autoresponder/ https://wp908.com/2019/07/07/autoresponder/ Redirect permanent /jaguar/contactus-2/ https://wp908.com/contactus/ |
上記の書き方でちゃんと動作してます。
動作しない場合にチェックしてほしいこと
- スペルミスがある
- Windowsで編集してる場合、文字コードがShift-JISになってる
- リダイレクト先が抜けている
上記の場合は、最アックの場合、動作しないだけでなく500番のサーバーエラーになることもあり
共有サーバーを利用してる場合には他の利用者に迷惑をかけることがあるかもしれません。
でわかったことは、さっきのサイトで日本語パーマリンクについて試してみたら
日本語パーマリンクでは元のアドレスが長くなるせいか動かなかったが英語のパーマリンクに変更後は無事に動きましたね。
非SSL環境ではパーマリンクに日本語パーマリンク使うとよろしくないようですね。
また新たなことがあれば追記していきます。
まとめ
1通り解説しましたが、どんな場合に必要なのか?
- ドメインを変更した場合
- SSLにした場合
- URLが長いのでショートリンクを使いたい時や混在コンテンツを回避したい場合
- 日本語パーマリンクを使う場合
- URLの正規化(wwwあり、なし等の統一)をしたいとき
上記の理由がある場合に利用するのが301リダイレクトです。
それが動かないとかなるとアドセンスやアフィリエイトで稼いでる人たちは死活問題になりますね。
確実に動作する方法をとるべきですね。
ショートリンクにしたいだけならJetpackの導入をおすすめしますよ。
設定は下記の記事をご覧ください。
日本語のパーマリンクを使ってる場合の書き方は、ちょっと特殊だったんですね。
そういった場合は、書き方について詳しい記事をこっそり教えてもらいました。
下記の記事を参考に日本語パーマリンクのままでリダイレクトしてみてください。
![]() |
くまはちLABのご利用ありがとうございます! |