WordPress5.7 エスペランサ アップデート
この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。
(専門用語などにはポップアップする説明をつけているので時間が長く表示されることがあります。
ツールチップの機能については、こちら)
今回のアップデートも別のサイト使っていろいろテストしてきました。
アップデートにおいて何がどう変わるということを把握することは大事なことです。
理解せずにアップデートするというのは、オススメできませんね。
アップデートの必要性
必要か必要でないかで言うと WordPressのアップデートは、必要です。
長い間、放置すると自サイトの維持が難しくなるかもしれません。
厳密に言うと自動でアップデートする場合とそうでない場合とがあります。
上記の記事の中でも書きましたが、wp-config.phpをカスタマイズしていない限り設計上、マイナーアップデートの場合は自動的にアップデートされます。
したがって今回は、マイナーアップデートなのでされているかもしれません。
ただメジャーアップデートは、手動でのみアップデートが可能です。
アップデートではバグの解消だけでなくセキュリティの更新や機能の追加などです。
それにともなってテーマや プラグインのアップデートがあるのです。
それと別にサーバーによっては PHPのアップデートがある場合もあります。
そういった場合に2年や3年放置しているとサイト事態のデザインなども崩れたり場合によってはテーマや プラグインに不具合が起こる可能性もあるのです。
そうなった場合は、初心者の方は難しい場合も多くなるので業者に更新してもらう方が無難です。
そういう意味でもアップデートは、少なくとも1ヶ月くらいの周期で確認して実行しておくことが大事ですね。
自動アップデート
更新画面で自動アップデートへの切り替えが前回のアップデートよりあったのですが、今後これが可能になると具合悪いなって感じで捉えています。
基本、アップデートしたからトラブルになったことも多いのです。
それを無人で自動化するなんてありえない
これは業者としての意見でもあります。
特にメジャーアップデートならなおさらですね
起きたらサイトが停止してましたなんてシャレにもなりません。
エスペランサ
「エスペランサ」は現代の天才的ミュージシャン、エスペランサ・スポルディングにちなんで名付けられました。彼女の音楽家としての事績は多岐に渡り、気持ちを奮い立たせます。
このようにWordPressのメジャーアップデートではジャズミュージシャンの名前が愛称として名づけられる習慣があるのです。過去の名前も一覧で確認できます。
エスペランサ・スポルディング(Esperanza Spalding)は、ウィキペディアでもその経歴などを知ることができます。
ブロックエディターの改善
アップデート後に表示されるabout.phpでは単にエディターとして掲載されていますが、クラシックエディターやビジュアルエディターなどのことではありません。
まだブロックエディターを使われていない方には以前の記事にも書きましたが、クラシックエディターのサポートが終了することが決まっておりそのまま使い続けることは困難かもしれません。
よっていきなり変更して書くのは困難だと思いますので無料のWordPressを使って練習されるのもいいかもしれません。
その1つ1つが英語ではブロックというわけですね。
上記画像で表示されているブロックエディターの部分が改善されております。
他の主な変更
これからは、ワンクリックでサイトを HTTP から HTTPS へ切り替えられます。切り替えを行うと、WordPress はデータベースの URL を自動更新します。探したり推測したりする必要はもうありません。
すでにSSLにされてる場合は、無視してOKです。
「よりシンプルなデフォルトカラーパレット」とアップデート後に表示されるabout.phpで表示されていますが、要は管理画面の色を変更するバリエーションが増えたということです。
ユーザー → プロフィールを開くと好みの色に変更可能です。
「新しい Robots API」
WordPress5.7より新しいメタタグが増えています。
解説では、「新しい Robots API では robots メタタグにフィルターディレクティブを含めることができ、API には max-image-preview: large ディレクティブがデフォルトで含まれています。つまり、検索エンジンはより大きな画像プレビューを表示できます。これがトラフィックを後押ししてくれることもあるでしょう (サイトが not-public、つまり非公開とマークされている場合を除く)。」
と表示されていますが、果たして狙い通りいくかな?
って感じもしますが・・・
その通りならもちろんうえるかむですが・・・
他にもありますが、下記の記事を参考にしてください。
まとめ
今回のアップデートでは、開発者として67の機能強化と機能リクエスト、127のバグ修正などが表示されます。
とてもすべて書ききれるはずもないのですが・・・
WordPress 5.7 Field Guideではより詳しく掲載されています。
英語のページなのでGoogle翻訳などを上手に使ってください。
また、過去の開発の経緯の中でバグの修正や機能強化などがわかる場合もあります。
下記のリンクを参考にしてください。
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