WordPressアップデート5.4について
この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。
(専門用語などにはポップアップする説明をつけているので時間が長く表示されることがあります。
ツールチップの機能については、こちら)
WordPress 5.4 の正式リリースは、2020年3月31日(アメリカ時間)を予定されています。日本では4月1日から順次アップデートということになると推測しています。
現在は、ベータ版という形式で先行配信されています。
ベータ版なので当然バグもあるのですが・・・
バグとは、不具合のことですね
ある程度のバグがなくなれば正式リリースという形になります。
WordPress 5.4で WordPressがどう変わるのか確認しておきたいと思います。
それは、テーマによって大幅な不具合が起きることもあるからです。
アップデートでの注意
毎回、同じことなのですがアップデート前のサイトの状態をちゃんと覚えておくこと
アップデートで表示されなくなるものやデザインが崩れるなど日常茶飯事です。
そういった場合に元に戻せるようにしておく準備が必要なのです。
→ WordPressのバージョンを戻す方法
通常、WordPress.orgなどでインストールしている場合などは、通知が届くはずですが・・・
そうでない場合などは、確認が必要です。
また、いつアップデートされますという日付については、基本的にアメリカ時間が起点となりますので日本では翌日になります。
ベータ版からわかること
WordPressがアップデートされる前には、必ずベータ版が公開されます。もちろん、5.4のベータ版も存在します。
ベータ版とは
WordPressの場合は、これらをテストしてバグ(不具合)を修正して正式リリーズされるという流れになっています。ベータ版(ベータばん、β版)とは、正式版をリリース(公開)する前にユーザーに試用してもらうためのサンプルのソフトウェアである。
しかし、そこまでやってもバグ(不具合)があることもあるということを知っておいてください。
変更箇所
WordPress5.4でのアップデートによる変更箇所は、以下の通りです。- ブロックエディター: 新機能と改善点
- 2つの新ブロック: ソーシャルリンクとボタン
- ボタン、カバー、グループ、カラムのブロックへの色オプション追加
- ウェルカムガイドモーダル
- 最新の記事ブロックにアイキャッチ画像を追加するためのツール
- より簡単なパンくずリストブロックのナビゲーション
- ギャラリーブロックでの画像サイズ変更が簡単に。
- アイキャッチ画像ボックスへの画像のドラッグアンドドロップ
- いくつかの新しい API
- REST API リクエストが失敗した際のわかりやすいオフラインエラーメッセージ
- テーブルブロックのキャプション
- リッチテキストブロックでテキストの一部だけに色を付けることが可能に。
- アクセシビリティの改善点
- 複数ブロックの選択が簡単に。
- 画像ブロック内での画像タイトル属性の変更サポート
- より簡単なタブ移動。これはエディター最大のアクセシビリティの問題でしたが、ブロックのサイドバーでタブ移動ができるようになりました。
- 編集モードとナビゲーションモードの視覚的切り替え、スクリーンリーダーのアナウンスの有効化
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- メニュー、カスタマイザー、サイトヘルス画面でのフォーカス管理を改善し、キーボードナビゲーションの既知の問題を修正。
- メディアモーダルのセマンティクス向上のためキーボードナビゲーションを簡易化。
- 分かりやすいプライバシーポリシーガイド
ベータ 1 以降、27個のバグが修正されました。
ベータ 2 以降、6個のバグが修正されました。
ベータ 3 以降、2個のバグが修正されました。
サイトヘルスとは?
サイトヘルスは、WordPress5.1より導入された機能です。
詳しくは、下記のページを参照してください。
ブロックエディターとは?
WordPress(ワードプレス)のブロックエディタ(Gutenberg)とは、WordPress 5.0 以降で標準搭載されているエディタ(記事を編集する画面)です。 ブロックエディタの最大の特徴は、コンテンツを「ブロック」単位で挿入することです。
元々、WEBページとは四角の枡の集合体でありそれが合わさって1つのページとして成り立っているのです。
四角になってない場合は、それは視覚的にそう見えるだけで スタイルシートなどで装飾されてそう見えるだけである。
操作方法さえわかれば別にブロックエディタだからと困る必要はありません。
まとめ
今回のアップデートでは、WordPress5.3より導入されたTwenty Twentyのアップデートやサイトヘルスの改善とブロックエディタの改善などが含まれています。
デザインが崩れるなどの不具合はないと想定しています。
今後、ブロックエディタの改善が続いていく中で プラグインを使うだけでプロ並のコンテンツ作成が可能になっていくという流れにシフトしていくかもしれません。
ブロックエディタもそろそろ操作方法を覚えておいた方がいいかもしれませんね。
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